「いきいき茨城ゆめ国体」総合開会式が9月28日、ひたちなか市笠松運動公園陸上競技場で行われた。「翔べ 羽ばたけ そして未来へ」をスローガンに、同県では45年ぶりの開催です。
オープニングプログラムの「いきいき茨城漫遊記」としたパフォーマンスは、フォークダンスやよさこいなど県内各種団体・小中高生ら約2,100人が披露し、華やかに幕を開けた。続く「いばらき風土記2019」式典前演技は、伝統と最先端の科学技術の融和や歴史と文化・大地の恵みをモチーフに、“いばらき”から未来へ羽ばたく姿を表現。式典司会やストーリーテラーなどに俳優の渡辺徹さんや渡辺裕之さん、お笑い芸人カミナリ等地元出身者が花を添える。
天皇・皇后両陛下をお迎えしての式典は開式通告に続き、北海道を先頭に役員・選手団が入場。前回・次回開催県による感謝や歓迎の横断幕に加え、豪雨災害に対するお礼を伝える県もある中、地元小中高生が座るスタンド前では、各県選手団が通過する毎に「激励コール」が響き渡る。福島県に続き入場した本県選手団は、ホッケー成年女子の五島梨奈選手を旗手に堂々行進。
開催県の大井川知事は「新しい時代の始まりにふさわしい、平和で豊かな未来への飛躍につながる大会となるよう期待する」と開会を宣言。