県内40名を超える地方議員で組織する連合栃木議員懇談会(代表:佐藤栄県議)は5月の総会を経て、今年度第1回政策研究・地域交流会で芳賀町の一般廃棄物最終処分場エコフォレスト等視察した。
議員懇会員でもあり、先頃就任した石川保議長に歓迎頂いたエコフォレストでは、当町含む真岡市・益子町・茂木町・市貝町1市4町の広域行政事務組合が運営し本年1月稼働。ごみの焼却灰や溶融スラグを埋立るコンクリートピットは鉄骨造平屋建施設で覆れ、埋設物の飛散や雨水の流入を防ぐよう設計された「クローズド型」処分場です。
工事費は約28億を要し、埋立容量は26,000㎥、埋立期間を15年で設計。埋立地内部には遮水シートを敷設し、漏水やガス検知システムが設置され、浸出水処理施設によりBOD・COD・窒素成分・塩化物イオン・ダイオキシン類等を除却します。
飛散防止対策に搬送用車両も天蓋付きで、埋立作業に散水する水も再度散水用に循環処理。常駐職員は置かず、搬入車両の運転手が施設の開閉等管理を行う。周辺の景観に配慮したクローズド型処分場は、管理に多重の安全システムを生かした最新施設です。
埋立期間の15年は短いように思えますが、こうした処分場整備は多額の工事費以上に用地選定の困難さと、予定地住民の何よりも理解がなければは実現できない事業です。
そのため芳賀地区内では順次持回りで整備することとし、その間に次期整備予定自治体は新たな建設候補地選定作業に備えます。
一方、現施設が容量を迎えた後、屋根で覆われた埋立地上部分(空間)の何らかの利用が図れないものか感じたところです。