先述の連合議員懇談会では、市貝町の花王(株)栃木工場も視察しました。本県は製造品出荷額等約8兆円、県内総生産額に占める製造業比率が30%を超える全国屈指のものづくり県であり、平成26年の製造品出荷額等は全国13位、県内総生産に占める第2次産業割合は5位です。
同社も県内「医薬・医療関連」分野での製造業を牽引する企業であり、栃木工場は国内9工場の6番目として昭和50年設立。東京ドーム約4個分となる敷地面積186,000㎡に研究所も併設し、1,250名が働く同社の東日本生産拠点。
一昨年、新サニタリー工場を設置したものの、市場の需要に生産が間に合わない状況だそうです。高品質な製品としての評判は、中国人による爆買いの対象ともなった吸水ポリマーを応用した紙おむつや生理用品、トイレ用掃除シートを製造。
高級化粧石鹸を原点に明治20年創業の同社は今や、1兆4,576億円の売上高に関連会社含む社員数は33,000人を超える企業です。因みに社名は“顔洗い”を音読みの由来から“花王”、そして現在の“kao”へと。
グローバル企業として世界約100の国・地域へ進出し、ヨーロッパで化粧品・スキンケア製品等ビューティケア事業、アジアにおいては同事業初め、紙おむつなど衛生用品やオーラルケア製品等ヒューマンヘルスケア事業、衣料・食器用洗剤といったホームケア事業、油脂関連製品・界面活性剤など工業用製品分野のケミカル事業まで幅広く展開しています。
同工場プロダクション部門・佐藤信夫部長から概況説明を頂いた後、工場へ移動し使用される素材機能と製造工程を視察。
同工場視察を通じ私からは、幅広い海外展開にあたり原料等の調達先や為替の影響、景気変動時における製品の購買動向、県内操業継続や海外展開への県の支援に関し伺いました。