このほど県立足利清風高校は11月10日に創立10周年、足利工業大学は19日に創立50周年の記念式典をそれぞれ行った。
清風高校は平成19年4月、足利西高と足利商業高校が統合し、普通科・商業科・情報処理科に計200名が入学しスタート。翌年には足利市・足利商工会議所と連携した「学生チャレンジショップ事業」に参加するとともに、中国山東省済寧商業学校との交流が始まるなど校外での積極的な活動を展開してきた。
26年2月からは「特色選抜」入試開始、現在は「45分7限授業」、「普通科での簿記必修化」、「CBT(英検)対応」や「清風五冠表彰制度による資格取得の奨励」するなど総合選択制高校として特色ある教育活動に取組んでいる。近年は生徒のアイデアを生かして、市や観光協会等と連携した地域の活性化・観光振興に奮闘。外国人観光客向けに、英語と動画による観光パンフレットを製作するまでのプレゼンテーションが関東大会で最上位の評価、今月15日から全国高校生商業研究発表大会に出場した。
足利工業大学は昭和42年4月、機械工学科・電気工学科・建築学科の計200名で開学。平成2年に大学院修士課程を設置、15年までに情報科学、総合研究、睡眠科学センターを順次設立した。
23年からは工学部5学科を1学科5学系11コースへ学科再編、26年には足利短期大学看護学科を改組し看護学部看護学科を新設、来春は看護学部1期生が卒業を迎える。
工学部は現在、創生工学科を機械、電気電子、システム情報、建築・土木の4分野7コースに国内外から学生が集い学んでいる。
卒業生はこれまでに2万2千人を超え、各分野へ有為な人材を輩出。
式典で荘司和男学長は「地域との距離を近く、地域社会に必要とされる大学を目指す」と挨拶。続いて牛山泉理事長から、同大が留学生受入れ環境への評価が関係者から高いことを紹介し、「工学部・看護学部が連携し、研究と人材育成に努めていく」と、本学の新たな歴史への歩みを語った。
来年には旧足利日赤病院跡に看護学部新キャンパスが完成し、校名も「足利大学」へ改称する。