昨年3月策定の「とちぎ農業“進化”躍動プラン」では、学校給食への県産農産物の活用割合を平成32年度までに50%以上と設定している。その為、地産地消の啓発初め県産農産物の安定的な供給体制の整備や給食使用時の掛かり増し経費、農業体験・生産者等との交流会開催経費など助成。
今年度予算に3,500千円を計上し、JA中央会も同額を措置し活用促進に取組み、昨年度は県内8市町に対し約9,000千円を助成。
そこで先頃、昨年度小学校2校で実施した矢板市へ赴き、斉藤淳一郎市長や視察先の和気東小校長など関係者との意見交換を行った。
市ではJAしおのやと市農産物の品目、供給量、価格、納品方法及び食の安全に対する体制等協議する中、栄養教諭・学校栄養士による地場産物を活用した献立も作成。
使用農産物は米・じゃがいも・りんご・たまねぎ・にんじんなど15種類で、食材への活用率は食品数ベースで25年度17.1%が、昨年度には40.1%へと拡大した。野菜やしいたけの使用頻度は、昨年度の月1回程度から今年度は週1回へ増加。
業者の協力でりんごはピューレに加工され、カレーやハンバーグソース、りんごゼリーとして提供、子どもらには大変好評とのこと。市産りんごピューレは汎用性が高く、学校給食会を通じ他市町にも活用され特産物の周知にも貢献。
金武玲華学校栄養職員からは、市農産物は生産者も限られ一度に大量の確保が困難なため、市内5カ所の各調理場で使用日を決め注文の集中を避ける一方、使用料を確保するためJAしおのやで数日前からストックすることもあり、地産地消の売りである“新鮮さ”に一部欠けることが課題とされた。
説明に対し私から、市農産物の中で使用料の多い食材やアレルギー除去食への対応、給食残渣量の変化など伺った。
その後、当日の給食メニュー「セルフおさかなどん」「だいこんサラダ」「かきたまじる」「とちおとめいちごアイス」「牛乳」を4年生の教室で児童らと、おかわりする子から一緒にと進められるも、さすがに遠慮しました(笑)!