約20年前に閉館した映画館「足利東映プラザ」でこの程、一日だけの映画会が上映された。
同館へは「東映まんがまつり」や「ノストラダムスの大予言」、「柳生一族の陰謀」など観に行った思い出がありますが、昨年2月公開された綾瀬はるか・坂口健太郎主演「今夜、ロマンス劇場で」の撮影で、久々に注目される場所となりました。
同撮影スタッフがロケ使用のため清掃・復元した結果、その後の利用も可能となった次第です。
今回の上映会は《「沖縄 うりずんの雨」を観る会》主催・渡良瀬通信共催により、太平洋戦争終戦の4月1日、沖縄本島に上陸したアメリカ軍の約12週間に亘る地上戦の映像と、当時の元日本兵・アメリカ兵と沖縄住民に対する取材、また、戦後の占領期から本土復帰、そして現在までのアメリカ軍基地の存在に関する日米政府の対応を描いた長編ドキュメンタリー映画です。
沖縄における米軍基地の状況と辺野古への基地移設問題は、沖縄県民に対する差別と抑圧の歴史として描かれ、長きにわたり人々への暗く重い現実と分断をもたらしています。
少年時代に訪れた場所での映画鑑賞は、懐かしさを感じながらの椅子の座り心地と、上映内容の重い現実が交差する時間となった。