このほど国土交通省や関東1都6県などで主催する第68回「利根川水系連合・総合水防演習」が、足利市五十部町の渡良瀬川河川敷で行われた。
「子曰有団無水(水防団あれば水害なし)」を掲げ、足利市や県、県警、陸上自衛隊、水防団ら関係者約2,000人が参加。
地元チアリーディングチーム「CHⅠPPERS」の演技でオープニングを飾り、県警音楽隊の演奏のもと県立足利清風高生徒のプラカードに先導された各参加団体が整列し開会。
1947年のカスリーン台風被害を教訓に始まった演習は、本県含む5県の持ち回りで開催され今年で68回目となり、足利市での開催は40年ぶりです。
「豪雨により渡良瀬川が増水し、左岸の堤防が決壊」との想定で進められ、午前10時からの演習第一部は水防団や少年消防クラブ、地区自主防災会、気象庁東京管区気象台など21団体により「水防工法」「自衛水防」「住民避難訓練」を本番さながらに行動。
会場の大型スクリーンには過日、私の地元で行われた葉鹿地区総合防災訓練の映像が紹介された。
第二部の「救出・救護訓練」には、足利赤十字病院や足利市消防本部、県消防防災航空隊、陸上自衛隊によるヘリやボート、特殊車両等が出動して浸水地域からの救助や被災者の応急手当て訓練を行った。
今回から政府が災害の危険度を5段階に分けて防災情報を発信する「警戒レベル」が採用され、高齢者らの避難を開始する「警戒レベル3」や全員の避難開始を示す「レベル4」の発令手順を確認し、住民の避難訓練を実施。
会場ではカレーの非常食炊き出し、地震や自然災害の体験コーナー、防災関係機関及び機材の展示、足利市特産品等の物販も設けられ、約1万4,000人の見学者で賑わった。
5月は「水防月間」であり、災害時に「地域の方々の命と財産を守る」水防(消防)団員募集中!