清々しい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。私の2020年は地元神社での歳旦祭でスタートし、その後、各種新年行事に出席しながら新たな一年を実感しています。

さて、昨年を表す漢字は「令」でしたが、私にとっては漢数字「一」で表現したいと思います。先ずは新たな任期を頂いた一年目であり、元号も新しくなりました。「働き方改革関連法」も施行され、日本における多文化共生社会の本格的な実現に向けた新制度も始動。

一方、台風で被災された方々には復旧・復興への再スタート、一日も早い生活再建と通常業務の再開を改めて願うものです。

今年3月で地方創生取組が5年目を終える中、県外への人口転出超過の抑制には至っていないものの、3か年のデスティネーションキャンペーンのもと、国内外への情報発信により多くの観光客が訪れる「人の流れ」を創出しました。

しかしながら、人口動態統計の年間推計では昨年の出生数が初めて90万人を割り込み、さらに死亡者数から出生数を差し引いた人口の自然減も50万人を超える結果、少子高齢化といっていた状況から、いよいよ本格的な人口減少社会に突入している現状が浮き彫りとなりました。

そこで、新たな人の流れを呼込み、定着してもらうと共に、これまで蓄積した知識と技術を活かし、人とモノがつながり情報の共有化で、AIやロボットにより人が担ってきた作業や調整機能を代行・支援等通じ、経済の発展と社会的課題の解決を両立する「Society5.0」社会に向けた政策提言にも努めて参ります。

子年は生命が新たに芽生え、育ち始める状態を表します、そして、いよいよ東京オリンピック・パラリンピックを迎える年。

2020年は皆さまが新たな目標を定め、その実現に向けた確かな歩みのもと、輝かしい一年となりますようお祈り申し上げます。

今年も変わらぬご指導とご助言を、どうぞよろしくお願いいたします!

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