新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する国の緊急事態宣言は、対象区域を4月16日全国に拡大した。それに伴い県及び県議会は対策会議をそれぞれ開催し、早急な対応策並びに追加予算の確保に向け協議。
県内初の感染者が2月22日確認されてから、4月21日現在で51人となった。今月に入ってからの感染者は37人と拡大傾向にあり、特に感染原因が特定できないケースが増え全体の約3割に上る。
本県でも4月18日から5月6日までの間、県全域を対象区域とし「外出の自粛」、「施設の使用制限」、「イベント等開催の制限」を要請することとした。16日には土日祝日を含む24時間対応の電話相談窓口(TEL0570-052-092)を設置し、必要に応じて5か所の県健康福祉センターと宇都宮市保健所で対応する「帰国者・接触者相談センター」を案内。聴覚障害のある方にはFAX(平日028-623-3052・夜間&休日028-623-2527)で、外国人の方には「とちぎ外国人相談サポートセンター」にて対応する。
検査・医療体制の強化へ、医師・看護師常駐の仮設施設による「ウォークイン型」で検体採取を行う「検査センター」を、郡市医師会単位で10か所設置。軽症者等の療養施設として1200室予定し、今月中に宇都宮市内のホテル1か所で受入れ準備を進める。入院病床数は現在の30床から150床へ拡大、当面の目標に計250床確保すべく取組む。
感染拡大防止のため県の要請・協力依頼に応じて、休業した事業者に対し1事業者当たり10万円、事業所を賃貸する場合は10万円を加算し「協力金」を支給する。雇用の維持と事業の継続に国の雇用調整助成金へ県の上乗せ補助、3年間無利子・保証料なしの融資枠500億円を創設。
感染症拡大収束後を見据え、秋の県内修学旅行商品造成で観光需要を喚起する一方、県立学校でのタブレット端末の前倒し整備や休校中の児童生徒等へテレビによる学習番組を制作放送。今回のコロナ対策予算は248億円規模で、3月補正予算と合わせ累計329億円となる。別途開催の各派代表者会議では現下の情勢に鑑み、「議員報酬の削減」や「県外調査等中止」により対策費への予算充当を協議。
臨時議会は27日知事より補正予算の提案説明、28日は午後1時からの代表質問に続き、常任委員会審査を経て採決予定。
民主市民クラブからは中屋大議員(小山市・野木町 2期)が登壇(午後2時25分~)し、質疑を行います!