6月通常会議最終日の12日に成立した国の2次補正予算をもとに県は、今年度一般会計における第4次補正予算を編成。補正額は978億8,732万円、国補正分の31事業に加え県単独の28事業を予定する。
同予算案の速やかな審議と事業の執行を図るため県議会は、6月26日・29日に臨時会議を開催。今補正はリーマンショックによる2009年9月時の約762億円を超え過去最大規模、財源は地方創生臨時交付金及び緊急包括支援交付金を含む国庫支出金387億7,546億円、県経営安定資金貸付金元金等諸収入591億590万円を充てる。
重点医療機関として感染症治療にあたる専用の病院や病棟整備に58億円を計上、患者受入れに確保した病床の空床補償や診断装置の導入補助を行う。医療・介護従事者に対する慰労金を、5万円から最大20万円支給する。また、災害時の避難所における感染拡大防止のため物資等の購入・備蓄、感染症対策の庁内組織強化へ健康増進課内担当を増員し21人体制による「対策室」を7月1日付け設置。
売上が減少する中小企業支援に資金貸付限度額を3,000万円から4,000万円へ引上げ、融資枠500億円を2,000億円へ拡大。経営に苦しむ真岡鉄道ほか路線バスや貸切バス、タクシーなど地域公共交通事業者へ支援金6億円を確保した。
生活困窮世帯等の支援に緊急小口資金等貸付及び私立高校等授業料減免に対する助成、ひとり親世帯への臨時特別給付金など36億円。消費喚起・観光需要回復へプレミアム付商品券の発行や「とちぎに泊まろうキャンペーン」実施、レンタカー・貸切タクシー利用への助成事業へ18億円、学びの保障のための補習等学習指導員やICT環境整備及び支援員配置等へ24億円を投じる。
29日は4会派6名による代表質問を行い、民主市民クラブから斉藤孝明副代表(宇都宮市・上三川町4期)が登壇。「検査・医療提供体制の検証と今後の整備」、「県内事業者への支援」に関する質疑を行った。午後の常任委員会審査の後、同日の本会議にて全会一致で可決された。