「いちご一会とちぎ国体」の中核施設となる県総合運動公園陸上競技場(宇都宮市西川田)完成に向け、急ピッチで整備が進められている状況を以前にも報告しましたが、県民総スポーツの新たな推進拠点がこのほど完成し関係者に披露された。施設名もネーミングライツを活用し、「カンセキスタジアムとちぎ」と命名。
陸上競技場とサッカー場の兼用施設として約2万5千人の観客を収容でき、より身近に競技を観戦できるよう観客席とフィールドの距離を近く設計した。
本来5月上旬に予定するも、新型コロナウイルスの影響で延期していた式典には約500人が参加。あいにくの降雨により1階ギャラリーでの開催となったが、佐野東高校の生徒によるダンスで軽快に幕開け。那須塩原市出身で北京五輪女子1万m代表の渋井陽子さんが登場、宇都宮市内陸上クラブの小学生らと400mトラックを一周し走り初めをした。
当日は国体などの運営費募金に協力頂いた県民や企業名を記した銘板の除幕式も行われた。また、前日には新スタジアム内に整備された備蓄倉庫を使用し、県職員による広域物資拠点運営研修会を実施。機材を使った物資の積み下ろしなど実動訓練を行った。
災害時に全国から送られてくる支援物資の広域集積拠点として、バックスタンド側1階に設置。約950㎡の広さにフォークリフトや可搬式ラックなどを備え、国や他自治体・企業から送られた物資を集積し、県内被災市町や避難所へ送り出す。