朝日新聞社は10大学と共催し、「飛躍する未来へ 朝日教育会議」と冠した連続フォーラムを開催している。各々の大学理念に基づくテーマのもと、先日は共立女子大学で「これからの時代のリーダーシップとは」と題し行われた。

同大学神田一ツ橋キャンパス共立講堂において、小池百合子東京都知事やジャーナリスト池上彰氏の講演、村上隆同大学副学長及び同校OG企業経営者等を交えたパネルディスカッションには約500人が集まった。

将来が見通せないVUCAの時代、またコロナ禍で大きく変わりつつある国際社会で今後、集団で共通の目標に向かう際に必要となるリーダーシップとはどうあるべきかが問われる。

小池知事は新しい日常を根付かせ、「セーフ」「ダイバー」「スマート」の3つのシティ―が進化し、成長と成熟が両立する《人が輝く東京》を実現していくとビデオメッセージを寄せた。各分野で意思決定の場に参画する女性人材育成へ、都施策とともに全国女性首長ビジョンネットワーク(びじょネット)との連携を紹介。

基調講演で池上氏はコロナ禍でトップの指導力が注目される中、各政府トップのリーダーシップを検証した。日本は2020年にIT利活用社会世界トップを目指すも、医療機関はコロナ感染者をファックスで報告し、休校でもオンライン授業体制は未整備、外出自粛下で決裁文書へ押印出勤etc・・・。外国メディアはこれらをユーモア交え、配信したことを披露。

一方、ドイツやニュージーランド首相がコロナ対策で発揮した指導力やメッセージを、女性ならではの生活感に基づく《やさしさと共感力》で訴え、効果を上げたと評価。参加者の質問にも快く応じ、「上司がダメな時?」は「粘り強く意見を交し、自分も成長する」と促す一方、「トランプが上司なら?」の問いに「すぐ辞める!」と答え会場を沸かせた。

パネルディスカッションでは村上副学長や同校OG新倉恵里子(株)東和エンジニアリング社長も加わり、求められるリーダーシップ像と女性の役割について意見が交わされた。

村上副学長は今年4月女子大初のビジネス学部設置の経緯と、新たなリーダーシップとは「自身と他者の価値観に和をもたらし、能動的に協力・協働し課題解決する能力」と語った。

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