台風18号から低気圧に変わって降り続いた豪雨は、7日午後6時から10日午後5時までの総降雨水量が日光市今市で634㍉を記録するなど鹿沼・栃木市等何れも観測史上最大の雨量となった。
氾濫危険水位を超え住家等浸水被害が相次ぎ、鹿沼市日吉町では自宅ごと押し流され住民が犠牲となる土砂崩れが発生。県内では広域水害により3名のが亡くなり、道路・河川など公共土木施設、交通機関の運休、収穫を控えた米やイチゴ・ニラ等本県農業を支える農作物及び施設など各地に甚大な被害をもたらした。
改めて、亡くなられた3名の方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
私も10日から被災状況の確認に現地に赴き、15日(火)は鹿沼市にて「民主党・無所属クラブ」県議団及び地元市議同行による被害調査を実施。
同日午後4時過ぎには、被災者からの聞き取り・相談及び被災現場の状況を基に、今後の対応に向けた緊急要望書を鈴木副知事に提出し、私達も県や関係機関と一体となって復旧に取り組んでいく旨申入れした次第です。
要望には被害状況の早期全容把握により、「災害救助法」の適用が遅れる自治体がないよう努めるとともに、「激甚災害」の早期指定を国に働きかけること。「県被災者生活再建支援制度」において、浸水住家等が対象となるよう、適用要件の緩和を市町と協議すること。
また「農漁業災害対策特別支援措置条例」では、農家の耕作意欲が減退しないよう、被災種苗と資材の確保、農業用機械・重機損失に対する支援の創設。汚泥の除却・災害廃棄物の搬出処理への広域対応、ボランティアの確保支援と浸水地域の衛生環境の維持を図り、被災者及び事業者からの金融相談体制と納税期間の延長・減免措置なども要望しています。
更に17日からの県議会通常会議中において、緊急要望を含めた早期の復旧・生活支援対策事業費の補正予算化を強く求めたところです。
翌16日には早速、馬場副知事が内閣府防災担当大臣へ栃木県からの要望・陳情を行ってきました。
各種警報等発令時の待機行動や災害発生後の対策にあたる県・市町職員や関係機関、昼夜の復旧作業に従事する工事関係者各位に敬意を表するとともに、被災者にお見舞い申し上げ、一日も早い復旧・生活再建を願うものです。