「臨時医療施設等整備へ予算措置」=12月県議会閉会=
第381回通常会議は17日最終日を迎え、9日追加上程された今年度一般会計補正予算(第12号)含めた採決を行い、全ての議案を承認し散会となりました。
初日上程の補正予算(第11号)はじめ、「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」等の内容については、既にご報告の通りです。
補正予算(第12号)は今後の新型コロナウイルス感染症の拡大に備え、患者の入院等を受け入れる臨時医療施設を足利・佐野市内へそれぞれ1か所(各19床)整備するほか、県内計5か所最大100床設置するための整備費(23億円)や、現在確保する宿泊療養施設6施設725室に3施設340室を追加(35億円)する。
また、無症状者を対象としてPCR等検査を実施する事業者への助成(76億円)を行う一方、観光需要回復に向けた県民及び隣接する群馬・茨城・埼玉県在住者に対し、栃木県内の旅行料金を割引する「県民一家族一旅行(拡大版)」を推進(23億円)。総額157億円の財源は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金及び緊急包括支援交付金、観光庁補助金など全額国庫支出金を充てる。