「コロナ克服・新時代開拓経済対策」=県2月補正予算=
第384回県議会通常会議は2月17日開議となり、令和4年度一般会計予算はじめ、今年度一般会計補正予算など予算案関係16件、「県水源地域保全条例」の制定含む条例案16件等について、福田知事より提案説明が行われた。
代表・一般質問は21日・24日・25日の3日間で11人が行い、民主市民クラブから山田みやこ議員(宇都宮市・上三川町5期)、松井正一議員(鹿沼市4期)が一般質問で登壇。山田議員は「新年度予算編成の財源確保と財政の健全化」、「医療的ケア児支援」、「婦人保護事業」など6項目を、松井議員は「とちぎのカーボンニュートラル推進」、「コロナ第6波各種対策と事業者支援」、「ヤングケアラー実態調査と支援体制」など7項目にわたり、知事はじめ教育長等に対し県の現状や今後に向け質疑・提言を行った。
今年度第14号となる一般会計補正予算は、国の新型コロナ感染症の克服と新時代開拓のための経済対策に呼応し、コロナ対策やカーボンニュートラル推進事業、高齢・障がい者施設整備助成、農林業におけるデジタル技術等の導入支援など30事業、総額406億4,200万円を追加する。同補正予算は28日各所管委員会で審査が行われ、3月8日本会議で採決予定。
また、「まん延防止等重点措置」が3月6日まで延長されたことに伴い、県要請に応じ営業時間を短縮した事業者に協力金を支給するため、同じ28日57億5,500万円を補正額とする予算(第15号)が追加提案され承認となりました。
通常会議はこれから後半日程へ入り、予算特別委員会や常任委員会を通じ、新年度一般会計当初予算案等審議。私が理事を務める予算特別委員会は3月15日開催され、会派から小池あつし議員(宇都宮市・上三川町1期)が総括質疑(13:35~35分)を行います。
なお、ウクライナ情勢を巡り緊張状態の緩和と打開に向け、賢明な外交努力が行われてきた中、2月24日ロシアはウクライナへの武力攻撃、侵略を開始しました。これは明らかにウクライナの主権を侵害し、国際法や国連憲章に反するものであり、「法の支配に基づく国際秩序」無視の暴挙で断じて許されません。
私はロシアの力による侵略行為に強く抗議し、武力攻撃の即時停止とロシア軍の速やかな撤収を求めます!