「感染対策へ健康観察体制充実」=第387回通常会議=
県議会第387回通常会議は6月17日最終日を迎え、上程議案の採決等行い散会しました。
今年度一般会計補正予算第1号は新型コロナ感染症の今後の感染拡大に備え、自宅療養者の健康観察体制の充実とともに、いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会における感染防止対策の強化等10事業17億6,551万円とする。
同第2号では国の「コロナ過における原油価格・物価高騰等総合緊急対策」を受け、物価高騰等に直面する生活困窮世帯の負担軽減や同様の影響による中小企業並びに農業者・交通事業者等への支援を行うなどの15事業30億7,919万円。
両補正予算の財源については、国庫支出金で36億6,215万円が措置される他、県繰越金2億3,526万円や諸収入9億910万円等を充てる。
条例案関係では県総合運動公園駐車場及び同公園中央・東エリア並びにスポーツ医科学センターへの利用料金制度導入、震度情報ネットワークシステム機器更新による財産取得など承認。
代表・一般質問は3日間行われ、民主市民クラブから質問初日に中屋大議員(小山市・野木町2期)が登壇。「地方創生臨時交付金を活用した原油価格・物価高騰対策」や「カーボンニュートラル実現へJ‐クレジ
ット制度」、「教員の働き方改革推進プラン2期計画の推進」など7項目に亘り、知事初め教育長等から今後の取組や所見を質した。
(代表・一般質問の様子は県議会ホームページで視聴できます!)
私は生活保健福祉委員会において、新型コロナ感染の自宅療養者に対する「健康観察フォローセンター設置事業」に関し、外部委託事業者の要件や適格性の確保、実施体制を問い、患者が国の情報管理支援システム活用に支障のないよう、また容体急変に24時間対応できる体制づくりを要望。
更に、市町社会福祉協議会を窓口に実施する「生活福祉資金貸付事業」では、期間延長及び償還免除の手続きに関する周知、償還開始時の対応等について質疑を行いました。
県議会も閉会、いよいよ物価高と戦う参議院議員選挙です!