「復興から力強い成長へ」と位置付けた二十六年度栃木県一般会計予算は、総額7,732億9千万、対前年比+0.5%、約40億の2年ぶりの増となった。
公共施設等の復旧が概ね完了した事などから、「震災復興関連費用が減少」する一方、総合スポーツゾーンや地方合同庁舎の整備といった「大型事業着手による成長」が特徴。
歳入においては、法人関係税や地方消費税の増収が見込まれ、115億増の2150億円を見込んでいます。特に全体の4分の1にあたる法人県民税・事業税は15.1%の大幅増となり、個人県民税も8.3%増。地方交付税は、ほぼ同額の1253億円を予定。
当初予想された約67億の財源不足は、一部事業の見直しや景気回復による税収増を受けて48億に圧縮された。県債発行は9.5%減の996億とし、主体となる臨時財政対策債は90億減の620億を占める。しかし、26年度末の県債残高は1兆1248億となり、残高減少への一層の取組みが急務である。
歳出では、公共事業の国直轄・補助事業が484億で3.5%増、県単独分はほぼ同額の79億円。震災復興関連は「風評被害対策に着実に取組む」とし、130億減の208億円。歳出の6割を占める義務的経費の内、職員費は0.6%減の2051億円となる一方、医療費や生活保護費等医療福祉関係費は1.6%増の873億円、借金返済に充てる公債費は2.6%増の1031億円を予定し「財政の硬直化進行」が懸念されます。
歳出の各分野における特徴的な事業は、次回以降で報告させて頂きます。