栃木県の産業構造は製造業に占める割合が顕著であり、これまでも「ものづくり県」としての産業振興に取組んで来ました。
特に、本県の強みである重点5分野「自動車・航空宇宙・医療機器・光・環境産業」などの製造業の産業集積を生かした成長と、県産農産物を活用した6次産業化を含む食品関連業育成に向けた「フードバレーとちぎ」の推進に加え、時代の潮流である「ヘルスケア関連産業」や壬生町へ進出する工作機械用自動化システム・産業用ロボット製造における国内最大手企業と連携できる「ロボット関連産業」の創出など新たな成長産業の育成・支援も展開しています。
合わせて今後の産業界を担っていく人材育成・技術の確保が必要不可欠であり、その一環として平成29年11月に「第55回技能五輪全国大会・第37回全国アビリンピック」の本県開催に向けた準備が進行中。栃木での開催誘致に向け、国等関係機関への要請行動に私も同行した経緯から、大会の成功を大いに期待してます!
技能五輪は青年技能者の技能レベルを競う事により、努力目標を設定するとともに技能に身近に触れる機会を提供するなど、国内外に広く技能の重要性をアピールし、技能尊重機運の醸成を目的に昭和38年から開催。
アビリンピックは障がいを持つ人も技能労働者として社会参加が図れるよう、能力開発・雇用の促進に向け昭和47年から実施しています。
23歳以下を参加資格とする技能五輪は、機械組立て・旋盤などの「機械系」、電気溶接・車体塗装等「金属系」、美容・和裁・料理といった「サービス・ファッション系」や「情報通信系」など6分野41職種で実施。
アビリンピックは電子機器組立・コンピュータープログラムの「電子技術系」や建築CAD・義肢・歯科技工など「建設・工芸系」を含む5分野22種目を予定。
開催を1年後に控えた今年度は、大会への気運醸成に「ピンパッジの作成・配布」や「1年前カウントダウンイベント」を開催し、選手育成対策には技能向上訓練に対する助成やとちぎマイスターの派遣等行うなど、これら取組みに総額27,536千円を予算化しています。