いよいよ新年度がスタート!。先に新年度県一般会計当初予算の歳入歳出別特徴を報告しましたが、ここからは個々の施策の内、私なりに注目する事業を記述します。
その一番手は、新たに取組む「女性活躍推進事業(予算3,700千円)」です。これまでも「男女共同参画社会」を目的に、審議会や県民のつどい開催等を通じ、普及啓発に努めてきました。
今回の女性活躍推進事業は、12名の委員で構成する推進会議を設置し、フォ―ラムなど開催という点では従来同様の手法と感じますが、その目的は「女性の活躍推進の施策提言」を行う事とし、女性の『起業支援』が強く打ち出されています。具体的には、若者やシニア層も含め「起業家育成支援事業(14,197千円)」によって、創業塾の開講や創業初期段階までの総合相談など各ステージに応じた支援を行うと共に、利率を有利に設定した融資枠「創業支援資金(10億円)」も確保。
そもそもこの事業は、政府が「女性が活躍できる社会」を成長戦略の中核と位置付け、「各界各地域が主導した女性の活躍推進を応援するネットワーク作り」を重視して進められているものです。既に国では3月28日、「働く女性応援会議」の名称で開催、女性代表としてソチ五輪カーリング小笠原歩選手や高校生・主婦ら7人、他になでしこジャパン佐々木監督、林文子横浜市長らが出席。
2014年度は女性が一層の社会の活力として、より地域で輝く環境作り・飛躍の年に!!
栃木県議会議員 加藤正一